正直、この大きさのバルコニー工事は、年に１回有るか無いかの工事になります。

普段は、バルコニーの壁正面だけを解体して、アルミバルコニーを拡張するのですが、
今回は正面と側面の解体を行い、正面 側面の拡張工事になります。

やはり、工事のスタートは壁の解体からになります。

解体を行った壁部分には、防水のコンパネを張り、その上から
塗布防水を行います。

壁のくりぬかれた部分は、シート防水を張りその上から
サイディングを張ります。

駐車場には車が入るので、普通に建ててしまうと邪魔になってしまいます。

梁と柱を鳥居状に組み立て、柱を敷地一杯に建てて行きます。

その梁の上には、バルコニーの本体が乗ります。

駐車場側は馬出し組で柱を持ち出します。

馬出しとか鳥居とかよくわからない言葉が出ていますが、
様は柱の位置を一番外側に持ち出す事を言っています。

ここまで来ると、バルコニーの全貌が見えて来ます。

今回は、リウッドデッキなので初めにアルミデッキをはります。

このアルミデッキを張っている間には、連結用のジョイント部材で黒い物が見えています。

本来ならば、この部分は仕上げ後に見えてくるのですが、見た目を考えるとこの部分は
隠した方が綺麗だと思いませんか？

黒いアルミの部分を隠す様に、デッキ材を欠き込み張り上げています。

全てが綺麗に通っているのが分かると思います。

バルコニー完成です。

実は、YKKAPルシアスバルコニーには今回の商品がありません。

全てをオリジナルで、現場加工をしながらの取り付けになります。

メーカーでの使用は、たて格子と樹脂デッキの組み合わせになります。

今時、これくらいのバルコニーを作るのに、たて格子は無いと思うのですが・・・。

かなりの迫力があるバルコニーになったと思います。

この大きさなので、かなり部材を使うので、途中で部材をどれを使うのかが分からなくなります。

しかし、施工完了後は、お客様も喜んで頂けたので良かったです。

次は、晴れた時に物干しの取り付けで全て終了です。

(有)中沢硝子建窓　　https://www.ngk-glass.com
東京都足立区保塚町8-29　TEL0120-05-5453